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酷道マニア さらにあるある5箇条!1つでも当てはまれば、あなたも酷道マニアガチ勢かも!?

こんちゃん!

まるちゃんです。

今回は緊急レポートをお届けしたい!

以前に「酷道マニア あるある10箇条」と言う記事を挙げたのだが、その内容としては酷道マニアが一般の方とどう違う趣向を持っているのか?一般の方にはさっぱり分からない、趣向的にどんな部分にビビッとくるのかを10個挙げたというもの。

今回の緊急レポート!も内容としては、まあ同じ(笑)

ただ前回にもまして、もう一般の方にはさっぱり意味分からん酷道マニアの生態について解説していきたい!

その1 「目的の道の起点および終点は聖地 朝飯より大事である」

ここで問題。上の2つの写真はどこでしょう?いや、どこというか、何故勇者はこの写真を撮って保存してるのでしょう?どちらも単なる地方都市の交差点に見えるが、、、。

ヒントを出せば、上の写真は長野県松本市渚1丁目交差点、下の写真は栃木県上三川町上三川交差点だ。

 

 

 

「ああ、上は~で、下は~でしょ?」ってすらすら言われたらさすがに引くが(笑)正解は上は国道158の終点、下は国道352の終点だ。

 

 

一般の方は、たぶん人生で起点終点を意識することは1度もないことだが、酷道マニアはここにこだわる!いわば聖地巡礼!理想としては起点、終点両方を確保したいところだが、、、否!そのような弱気は無用!両方揃ってはじめて聖地巡礼と言える!と、ガチ勢は考える。

酷道マニアは、国道〇〇号の起点終点を眺め、「ここがあの国道〇〇号の起点(終点)なのか、、」と感慨にふけ、酷道区間を要する国道〇〇号の起点(終点)としてのあまりの素朴さにギャップを感じ、萌えるのである!

東京の日本橋はもうレベルが違う。江戸時代より五街道の起点であり、現在は国道1,4,6,14,15,17,20号という超1級国道の起点!マニアにとっては一生に1度は参らねばならぬ。まさに一般の方にとっての伊勢神宮みたいなもんだ!

その2 「国道の重複区間の意識は道徳 昼飯より重要」

上の写真は、栃木県鹿沼市の市街にある「とある」青看板。

 

 

 

さて、どうゆう感想を持っただろうか?

じゃあ、これは?栃木県日光市にある「とある」国道標識。

 

 

 

さて、どうゆう感想を持っただろうか?

 

「アツい!アツ過ぎる!!!」

と、マニアは興奮する(笑)。

何故にこんなにも国道の重複、しかもその視覚化に興奮するか一般の方には分かるまい(ちょっと優越感)(笑)

 

そもそも、キング オブ 酷道と評される157と418は重複している、、、。

ここに萌えるかどうかが、ある意味分岐点と言えよう、、、(何の?)(笑)

それにしても、上の写真は157の落ちたら死ぬ区間への入り口だが、写っている立派なガードレール、、それを区間に設置して!っとツッコむのもまたマニアの性だ。

その3 「トレースはしたいではなく、せねばならない 夕飯を抜いたとても」

ちなみに「トレース」とは、ことこの界隈では国道や県道〇〇号を間違えないように、他の番号の道を踏まないようにして走ることを指す。

何故か勇者を含め、この界隈では「トレース」するのが普通だ。

考えてみれば一般的に見て奇異だ。だって、ある目的地まで行くのに時間や安全,かかる金額において合理的な経路を選択するのが正解だ。

しかし、何故かマニアはそれをよしとしない。世にあるさまざまな道路紹介系ブログや動画を冷静に見てほしい。ほとんどがここを右折だの何だ言って、ある道をトレースしている。

その道のある魅力を伝えるなら、そこに行くまでの経路はこだわらない選択支があってもいいはずだ。

いや国道〇〇号の紹介だからというのは分かるが、それ以前にそもそもマニアにはトレースしないと気持ち悪いという性があり、ただそれだけなのだ。

ちなみに起点から終点(またはその逆)を全てトレースすることを「完走」とし、最もマニアとして納得することであることや、仮に途中通行止め区間があったとしても、迂回する林道を走ることができれば、それはそれで納得といった考えがマニアにはあることは言っておかねばなるまい。

その4 「国道界におけるヒエラルキーと、それに歯向かう下剋上に拍手喝采」

さて、またまた勇者はこんな写真を撮っているのか?

場所は国道405号、津南町、七曲りを経た後の麓。

これは逆側からの写真。一時停止の標識が見える。

 

 

実はここ、県道49号との交点。

まあそれだけなんだけど、「何故国道が県道に屈服して、一時停止を迫られなきゃいけないんだよ!?」って話(笑)

これに対して、「オラ、わくわくすっぞ」って思うのがマニアの性。

 

国道界はヒエラルキーがあって、例えば国道の番号が若い方が偉い。例えば二桁の国道はかつての一級国道。つまりはエリートであって、三桁の国道はかつての二級国道。さらに、一般的に2つの国道が重複してる場合は、番号の若い方が呼称されることが多い。現に2連おにぎり、3連おにぎりでは一番若い番号が上になっている。さらに国道より県道が、県道より市道町道の方が格が下がる。統廃合で下の道が上位の道になる時は「昇格」という言葉が使われる。

そんな中、上位の道が下位の道に虐げられるのに「わくわく」してしまうのだ。

これも、「何で一桁国道が二桁国道より下にあるんだよ!?」ってマニア騒然だ(笑)

まあ良く考えれば27号の方が直進だから、右左折の8号より上の方にあった方が何となく見やすいでしょって話しなのかもしれないが、なら何故同じく直進の162号は一番下なの?そこは秩序守るのかよ?っていう(笑)

一般の方はこの標識設置を見ても、まあまず何も感じることはないだろう。

その5 「酷道マニアは呪文を唱えることができる」

呪文を唱えるってのは比喩であって、一般の方が一生のうちで一度も使わないであろう用語を使うって意味だ。まあ、酷道マニアに限らずマニアってのはそうゆうもんだろう。

では、酷道マニアが頻繁に使う呪文の例を以下挙げてみたい。

・離合困難 離合不能 「道幅が狭すぎて、車同士のすれ違いが難しい、または無理であること」

・幅員「道幅のこと」

・センター復活!「道幅が狭い状態から、センターラインが引いてある道幅の広い道になったことに対する感嘆の言葉」

・トレース「ある番号の道を、他の道を踏まないように、間違いなく辿っていこうとする行為」

・おにぎり「国道標識のこと」

・ヘキサ「県道標識のこと」

・1.〇車線(1.2車線とか)「どのくらい狭い道幅かを表現するのに使う。1.0車線が車1台分の道幅しかないのを基準として、小数点以下が小さいほど狭い」

・分断国道「そのまんまの意味なんだけど、多分一般の方は意味分からないはず。地形的、財政的、色々な理由で同じ番号なのに繋がっていない部分がある国道。マニアは当たり前の様に使うが、一般的には用いる機会は少ない」

・素掘り「ただ掘っただけで、コンクリート舗装などされてないトンネル(もちろん時代的に隧道)のこと」

 

以上、いかがだったでしょうか?

もちろん全て勇者の妄想であるし、全ての酷道マニアがこんな趣向持ってるとは限らないのは当然。

ただ、一か所でも「それ!分かるわ~」と思ってくれる部分があったら嬉しいです。

 

最後までこのブログを閲覧くださりありがとうございました。

 

ではまた別の記事で。

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