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アスファルトです。
今回は、群馬県の上毛三山のひとつである赤城山の酷道を紹介します。
赤城山は標高は1800m程のことですが、山って高ければえらい訳じゃない事を考えさせてくれる山です。
この末広がりな線形、、、美しい(*´Д`*)
赤城山へ上るルートは主に3つある。
①今回走る魔道 県道16号線ルート
②最もポピュラーな県道4号線ルート
③県道251号線ルート
赤城山へ上る主なルートは3つある。1つは今回紹介する①のマップの青線、前橋市から赤城山へ北上する県道16号線。②のマップの青線は、同じ前橋市より南西から赤城山へ上る県道4号線。イニシャルDの、赤城レッドサンズのホームですね。夜な夜な高橋涼介がここでパソコンをカチカチ叩いてデータ分析し、啓介がクラッチ蹴っ飛ばしながら「ちいっ」とか言いつつドリフトしてるとこ。③のマップの青線が、沼田市から南下して赤城山に上るルート、県道251号線。
会社の先輩に前橋出身の方がいるのですが、やっぱり地元の小中学校の校歌には必ず赤城山という言葉が入っているとか。上毛三山で、どの山が一番好きかって質問したら、はぁ?って顔されました。愚問でしたね。
やっぱり山って、そこに生まれ育った人にとっては信仰の対象とまでは言わないけど、誇りなんだろなと。毎日その山を見て育ってきたんだもんね、、、。
勇者の旅立ちはここから。県道101号線との交点。
赤城山へ上るルートをググると、結構この3つのルートが三国鼎立のごとく紹介されている。が、この県道16号のルートは他のルートと比べて、極端に酷道度が高い。特にこの県道16号を山頂より下るルートの序盤は結構高規格道路なので、このまま下ろうと思ってしまうかもしれない。注意が必要だ。逆に上るルートの入り口はあきらかにヤバイ雰囲気があるので、自身のルート選択を自問する機会が与えられる。
ぐいぐい往く。赤城山を指し示す青看板が目の前に現れる度になんとなく心がきゅっとなる。
酷道マニアだ。
どんどん往く。
んー、結構高規格道路だなぁ。こんなもんだっけか?
以前、この道は走破した記憶がある。まあ結構幅員狭いので、あの頃はこれが酷道と思ってたんだろなぁとか、思いつつ走ってた。
この時、まだこの冒険の序章であるに過ぎない事を知らぬ勇者を見て、魔界の王は高笑いしてただろう。
モンスターがあらわれた!
モンスターはいきなりおそいかかってきた!
なんか、思い出したこの光景!
右舷前方より、強烈な魔力を感じる!
(゚∀゚)キタコレ!!
まさに、魔界への門!
門の先の線形が、その確信を確かなものにする。
見事な線形。
鎧と兜を整えてるうちに対向車と遭遇!
ヘッドライトをつけておくという礼儀を忘れてたことを反省する。
この酷道はとにかく延々とつづら折りが続く。まあ、峠ってのは一般的にそんなものだ。ただ、角度がきつい。たしかにどの峠でもそんなもんなのだが、この酷道の角度のきつさは所々ではない。全カーブがきつい。肉眼のみに頼っていては、対向車があらわれた!時に非常に危険。しかも、それが延々と続く。そこで重要なのが、魔王の闇の衣を打ち消す勇者のチートアイテム「ひかりのたま」、そう道路反射鏡だ。
何番まで続くか分からん補助標識のカーブナンバーとセットで置かれる道路反射鏡。推定で150本位全道で設置されてるのでは?(推定)。魔道を照らし出す最重要アイテム。ちなみに、この写真のカーブナンバーは51。
これ、展望台だそうな。後で知った。
!人影だ!
勇者発見!
彼もきっと魔王を倒し、世界から闇を払い去ろうとしてるに違いない。
ロード乗りには心から敬意を表します。頑張ってくれ!
霧がかかってるが、きれいな空。
もういい加減死闘に疲れ果てた勇者。㏋29、MP3くらい。カーブナンバーはもう86になっとる。
こ、これは温水ストレートならぬ、赤城ストレート。勇者にベホマがかかる!全回復だ。
センターライン復活!
酷道においては、駐車場は町。
多分、最後のカーブナンバー98。
エンドロールだ。
県道70号との交点が、フィナーレ。
勇者の帰還。
本当に素晴らしい道でした。
このブログを閲覧下さりありがとうございました!
最後に。
この道を必死に切り拓いて踏みしめてきた人々と、この道にアスファルトを敷いてくれた人達。そして、この道に対して、尊崇と感謝の意を表します。
ありがとうございました。