こんにちは!まるちゃんです。
このブログを閲覧くださりありがとう!
今回は酷道を走るためにはどんな事が重要なのか?を話したいと思います。
画像は、157の「落ちたら死ぬ区間」を通行するのに見かけた道路情報看板。
文言通り通行に注意しないと、本当に死んじゃうからね。
自分は酷道経験も浅いし、普段特に酷道へ行くのに何か気をつけていたのかな?って考えると、特に何も気をつけていない(-_-;)
ただ、今後も無事故で酷道を楽しみたいので、気をつけておけばいい事ってなんだろう?と思って、色々考えてみました。
まずは、心構え。道の近隣住民の皆様と、その道を管理してる方々に極力迷惑をかけないように走る。
通行可能な酷道にもし近隣住民の住居があるならば、時間帯を気をつけて、出来るだけ静かに走る。通行止め突破なんて、ましてや絶対にしない。
酷道マニアって、世間からみたら眉ひそめられる存在だと思う。意味分からん存在だ。でも僕ら酷道マニアは、やっぱりその道に興味があるから、やっぱり走りたいし、写真を撮りたい。
だったら自分に考えうる範囲でもいいから、最大限人様に迷惑かけないようにしようってこと。
この「落ちたら死ぬ」の看板は撤去された。
何故、この酷道マニアの頂点に立つ象徴が撤去されてしまったんだろう?
自分も喜々としてこの看板を見つつ、国道157を走破した一人なので残念でならない。
看板が撤去された理由は?管理者側いわく看板は「一定の役割を終えた」と。
結局ね、ある酷道マニアがある道のルール破ると、その道のルールがますます厳しくなる。
画像を見ていただければ分かる通り、通行止めにもかかわらずあらゆる手段で突破しようとする酷道マニアに対し、国道157の管理者は必死に抵抗している。車、バイク、自転車、徒歩、手段がいずれかに関係なく絶対に通ってはダメだと。
それでも鍵を壊してでもそこを突破する酷道マニアが後をたたない。
それを突破したい気持ちは十分に分かる!自分も突破したいよ。
でも、それやっちゃったら自分で自分の首を絞めることになるよ。
つまり僕らはその道を通りたいだけなのに、ただその道を通りたいだけなのに、その僕らが管理者側のルール破ってばっかりいたら、管理者側は通行規制したり、酷道マニアが集まってくる元凶を排除するよね。当たり前だ。
そこに住まわれてる住民の皆様と、管理者に出来るだけ迷惑かけないように走ろう。
確かに趣味でその道を走る事自体が迷惑なんだ。だったら、自分で考えうる範囲でいいから、出来るだけ人様に迷惑かけないように走ろう!
自分で考えうる範囲でいい。
自戒を込めて。
では、酷道に行くにあたって必要な装備は?
まずは地図を確保する為に、全力でスマホのバッテリーを守ろう!
酷道区間に入るとスマホの4Gは大抵届かない。何かあっても電話は通じない。だけども、GPSは大抵は届く。紙ベースの地図を携帯すれば本当は万全なんだろうけど、あちこちの酷道に向かうのに、紙ベースの地図をいちいち購入し携帯するのはきつい。自分は普段グーグルマップをルート確認に使ってるんだけど、トンネル以外ではGPSは大抵届く。だが、そんな便利なグーグルマップでも、そのスマホの電池が切れたらおしまい。カーチャージャーはもちろん、車が動かなくなってしまった場合も含めて、モバイルバッテリーは相応に用意しておきたい。
次に、食料と水。何かあった場合に備えて用意しとくのに越した事はない。けど、あまり食料に関しては自分は準備していきません(^-^;
でも、水は用意してます。ちょっと多めに程度だけど。
酷道区間って緊張の連続だから、自分でも気づかないうちに結構汗かいちゃうんですね。自分のいつもの生活でなんとなくこの先どれくらいの水が必要かって、みんな自分で分かってると思うんだけど、それにちょっと足しておいたほうがいい。まして、酷道って大抵7月~10月の暑い時期の冬季通行止め解除期間を通る事が多いからなおさら。
もちろん、何かあった場合に相応の食料と水を用意出来れば、それに越した事はない。
ジャンプスターターがあると良いと思う。
ジャンプスターターとはバッテリーあがりの際に、他の車とケーブルを繋げなくても、本体の電源のみでエンジンを始動させる代物だ。
車は電気で動いている。電気があって、かつ必要なのがガソリンなんです。じゃあ何で車に常に電気が供給されてるかと言うと、エンジンが動いてる間はオルタネーターという機械がエンジンと連動して頑張って電気を作り出している。では車を動かすのに必要な電気を消費して余った電気はどうなるかと言うと、バッテリーに蓄電される。
逆もまたしかりで、オルタネーターで作る電気じゃ車を動かすに足らない場合はどうするかと言うと、バッテリーから電気をもらって車を動かすんですね。
オルタネーターって、エンジンの回転数に比例して電気を作るから、回転数が低いとだんだん電気が足りなくなってきて、電力をバッテリーに頼ることになる。バッテリーあがりから復帰した時、アイドリングするだけじゃなくしばらく走った方がいいと言われるのは、回転数あげないと電気がいっぱい作られないから、空っぽのバッテリーに蓄電されないからなんです。
酷道を走る時はどう?
酷道を走る時エンジンを8000回転まで引っ張る人っていないでしょう。大抵低速、1000~1500回転でエンジンを唸らせて登って、下りる。低回転ってことは電気があんまり作られてないから、バッテリーに電気を頼ってることが多い。先に言ったように酷道を走る時期って暑い時期が多いから、エアコンもつけるでしょう。=バッテリーいっぱい、いっぱい。
つまり、いつバッテリーが死んでもおかしくない!
エンジンを始動する時は、全部の電気をバッテリーに依存する。エンジンさえ動いていれば、(オルタネーターが死んでなければ)極端な話、電気はいくらでも作れる。でも、エンジンを稼働させる時に、バッテリーの酷使でバッテリーが死んでたら、絶対にエンジンは始動しない。
酷道って、走るのにバッテリーを酷使するんです。ブースターケーブルを使う手もあるが、そもそもブースターケーブルって電源を供給してくれる相手の車あっての代物。酷道でそもそも対向車に出会う事がまれ、だよね(^-^;
加えて、大抵のジャンプスターターはスマホの電源としても使える。それでも、加えてブースターケーブルがあった方が良いのは言うまでもない。
最後にガソリン。
言うまでもないかもだけど、酷道区間に入る前には満タンにしとこう。
酷道区間に入る前の町にはガソリンスタンドが1店あるかどうかってことも多い。その前の町で給油しとこうね。
ガソリンを点火してるのは電気。その重要性は述べたと思うけど、その電気を車の中で作り出してるエサはガソリン。電気を作り出すオルタネーターは、エンジンと連動して動いてるから、エンジンを動かすエサのガソリンがないと結局電気も作れない。
繰り返すけど、酷道に行く道筋にガソリンスタンドがあるとは思わぬように。ないと思ってた方がいい。ガソリンスタンドを見かけて、この先まだ1店くらいガソリンスタンドがあるだろ?と思ったら給油しとこう。ないんだよ、実際(^-^;
最後にと言ったけど、もう一つだけ!
車輪止め!
MT車だったら絶対だし、AT車でもあったほうがいい。最近のトラックはAT車が多いけど、ちゃんと落とし込みできてる運送会社さんのトラックは、停車中は車輪止めをかませてるよ。
酷道って急傾斜であることが当然だし、その区間が見どころだって事が多いと思う。
そのここだってポイントで車を離れて景色を見たり、写真を撮りたい!その際、車を離れた際にサイドブレーキが外れてしまったら、、車は鉄の塊の凶器となり、暴走してしまう。車が暴走し、ガードレールを突き破り谷底へ、、ならまだ幸い、後続車がそこに現れたら、、想像したくない。
愛車の為にも、他人の安全の為にもあったほうがいいと思う。
最後にって言ったけど、もう1つ!スペアタイヤ、、、キリがない(-_-;)
持ってくモノに加えて、その酷道を頑張って走ってくれる車の向き不向きについて考えよう。
まず、運転技術が必要か?いや、、同じことかもしれないけど、運転技術より車両感覚が1番必要!とにかく酷道を走るってのは「幅員減少」を求めて走ってる訳で、「離合困難」が基本(^-^;離合の際に、自分の車と相手の車が1.2車線の道をいかに離合出来るかは、これ以上は譲れて、これ以上は譲れないってなんとなくの感覚だけが頼り。それが車両感覚。車はなんでもいいけど、できるだけ走行距離を重ね、車両感覚を得た車で行くのが良いと思う。離合する相手は対向車だけじゃない。ガードレールがない路肩とかも離合する相手だからね(^▽^)/
次に車体の大きさ。出来るだけ小回りがきく車がいい。出来るだけ小柄のほうがいい。酷道ってまあ道であって道であるのか疑問?って道ではあるが、オフロードカーの出番ではない。道なき道を走るってんじゃないんですね。そもそも、道なき道レベルの酷道はちゃんと通行止めになってる。走れる道である以上、車高が高いとか、大きな馬力は必要ない。対向車とハザードに対し、いかに離合出来るかが全て。
NAロードスターはこの点に関しては〇。でも◎じゃない。
熱に強い車が良い。熱に強い弱いってのは、エンジンを冷却してるクーラントを冷却する能力が高いか低いかってこと。
酷道区間は大抵=峠区間なのでエンジンを酷使する。そのエンジンをクーリングしてるのがクーラントっていうエンジン内を循環してる水なんだけど、そのクーラントを冷却してるのがラジエター。急傾斜をよいしょ、よいしょと登ってく車のエンジンをちゃんと冷やしてやらないと、道中オーバーヒートになってしまいかねない。
ラジエターって、クーリングファンてゆう扇風機でクーラントを冷やしてるんだけど、それだけでは追いつかなくて、1番重要なのが外からの風の流入量。
このNAロードスターのラジエターへの風の流入口を見よ!ちっちゃい!しかも、純正の(使った試しのない)フォグランプが、風の流入を阻止してるー!
純正のNAロードスターは、この項目に関しては完全に×!
スポーツ走行を目的としたNAロードスターの口がでっかいのは、出来るだけ風を取り込んで、エンジンを冷却したいから。ナンバープレートずらしてるのもカッコつけてるわけじゃないんです、、風を取り込みたいからなんです。
熱に弱い車はできるだけの対策をしよう。それでも自信ないなら、夏場の急傾斜の酷道は避けるか、酷道自体走るのは我慢しよう。自分も8月は酷道活動を夏眠してます(-_-;)
最近の車はオーバーヒートしないようにできていると言われる。でも、あくまで通常走行でってことだろうから油断は禁物。本当は後付けの水温計つけるのがいいんだけど、そこまでは無理でしょう。ただ覚えておいたほうがいいのは、純正の水温計って全く動かないけど、少しでもいつもより右に傾いたら=オーバーヒートか、オーバーヒートしかかってる。純正の水温計はドライバーが不安にならないように、水温の変動にいちいち針があえて動かないようにしてるんです。その針が傾いたらすでにえらいことになってるってこと。すぐに対処行動、(機器故障所以じゃなく過重走行所以ならば)エンジン切らずに停車してボンネット開けたほうがいい。
そもそも、エンジンの放熱量が小さければいいんだよね。馬力はなくても、さ。なんか、軽自動車とか。
最後に駆動方式。
酷道にむいてる車の駆動方式は?
4WD(4輪駆動)>FF(前輪駆動)>FR(後輪駆動)
NAロードスターは?FRだから×!
何でFRだと酷道においてはダメなのか?
雨の日に弱いんです。ケツふっちゃって、コントロールきかないことがまれにある。普通の道なら、ゆっくり走れば何の問題もない。けど、1.2車線の酷道で万が一この挙動がでちゃうと、、。後、雨の日に急傾斜登る時タイヤが時たま空転しちゃう。登れない、、。
一番致命的なのが、車がスタックしてしまった時抜けだせないんです。離合の際譲ったはいいけど、後退した場所の路肩に後輪がぎりぎり接地してることも多々なんです。抜けだしたくても後輪が空転するばっかで。少なくとも自分は国道471で1度死にかけました。
理屈で言うと、FFであっても逆もまたしかりなんだけど、ドライバーって目の前に見える風景を最優先するから、前輪が駆動しないから抜け出せないスタックにはまるってのが、イレギュラー除いてあんまりないんですね。
そんな時、前輪も後輪も動いてくれればいいんだ。
だから4WDが最強なんです。
結論!
ジムニーが最強!
乗ったことないけど、こんなに酷道走行にぴったりの車もそうない。
小柄で、馬力はないけど「軽」故にエンジンの放熱量少ないし、何よりも4WD。
NAロードスターは総合評価△といったところか。
でも、自分はかなり酷道に不向きな車に乗ってるけど、楽しいよ。
いろいろ考えたけど、人様に迷惑かけないようにさえすれば、後は自分の考えうる範囲で必要なものを揃えていけばいい。
酷道を走るのを楽しもう。1度走って、あれがあれば良かったなと思えば、次の時に持っていけばいい。
天下の公道を走るんだから、かまえ過ぎず、油断し過ぎずね。
このブログを最後まで閲覧くださりありがとうございました!